7月23日稽古日誌

オセロプロダクションに参加している加藤です。今回は草刈番匠(くさかりばんしょう)と門太納(もんたのう)を演じます。タイプの違うおじさん2人ですが、それぞれの役に豊かなおじさんの色を付けられるようにがんばります。

 

7/23 の稽古内容

・1から20、1から50

・呼吸方/発声の基礎練習

・ワークショップ (後ろの気配、森、超光速あめんぼ、拍手回し)

・素読み

・今後の公演について

 

・お馴染みの1から20を行なったあと、先週も行なった1から50に取り組みました。しかし、終わった瞬間に「できた!!」という達成感に襲われ心がウキウキしてしまうので「やっぱり20まででいいね」ということになりました。何事も実践してみて見えることもありますね。

・『森』というWSを行いました。空間を森として、私たちが森の中で何かポージングをし、1人が違う誰かのポージングを真似て制止、次は真似られた人が動き出して今度は他の人の真似をしに行って...というWSです。何かを真似ることは演技においても重要なことなので、もっとシビアに判定してもよかったかもねという話がでました。

・『超高速あめんぼ』は、あめんぼのリズムをとても早くしてその中でもきちんと集中してセリフを言えるか、口を綺麗に、言葉を綺麗に言えるか、滑舌よく話せるかをみるものです。スピード感にのると、かなり気持ちを高めることができるという発見もありました。

・『拍手回し』、みなで円を作り、そのうち1人が4拍手を叩いて、そのリズムを4人が1音ずつ時計回りで正確に再現していくWSです。相手のセリフを聞く訓練になります。人のセリフを聞くということは簡単なようたまにとても難しいです。

・脚本の素読みは先週も行いました。感情を入れずに、言葉を丁寧にとらえること。言葉はシェイクスピアの命だと先生がよくおっしゃっています。ひとつひとつの言葉を丁寧に、東北の匂いを感じるように。「セリフをたくさん読んで身体に入れたら、自然とセリフの方から立ち上がってくるよ」という先生の言葉を胸にセリフと向き合っていきたいと思います。

・今後の公演の話がありました。主に北海道公演「どうするかという話です。北海道公演は当初予定していたGWから変更になると思うという話でした。アイヌの方とのコラボレーションなど、未知のことが多い今度のオセロですが、どうにかこの掲示板をご覧になっているOB,OGのみなさまのお力も借りて良い公演にしたいと思っています。

 

加藤